Creators' Vision

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「Think Global, Act Local」という言葉をどう捉える?

Sam Winston
サム・ウィンストン

Profile

2001年Camberwell College of Art卒業。手描きをベースとした繊細なデザイン、そして言葉に着目した独特の作風に世界中から注目が集まる。現在ロンドンのICAでの作品販売ほか、MoMA(NY)やTate Galleries(ロンドン)などの美術館の特別コレクションに作品が貯蔵されている。
www.samwinston.com

Comment

この言葉は「個人的なアイデンティティを含んだグローバルな見解」という、達成困難なバランスを表現しているんじゃないかな。でも、クリエイティヴという分野は、この困難なバランスを達成しているコミュニティのひとつなのかもしれないね。なぜなら、イメージは言葉よりもずっと多くの人に伝わるものだから。僕個人のレベルでは、ローカルでもグローバルでも、作品制作に没頭することで、このバランスを自然発生的に発見している。だから「Think Global, Act Local」というのは、個人的な要素が集まって興味深い共同体を作っているという考えなのかもしれない。個人は何かユニークなものを創造するものであり、クリエイティヴ・コミュニティは素晴らしいものを生みだし、育んでいるんじゃないかな。
 

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Taku Anekawa
姉川たく

Profile

糸を用いた独自の表現を展開。刺しゅうという概念ではなく、あくまで糸としての存在に着目して作品を構築する活動は、アートとカルチャーの両シーンを貫きつつ、どこか宗教的な高貴さとアングラ観を内包している。近年は、ドローイングや映像に糸を組み合わせるなど、最も今後が期待される作家の一人。
http://nug.jp
www.philspace.com

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世界でもっとも小さくて、もっとも完全な自然は子宮である。ぼくらが生まれた0地点。ここからアウトプットされたぼくらは、心理的肉体的につねにアウトドアでありつづけるべく運命づけられている。ぼくらは、少しでも子宮環境に近づくために、食事をし、服を買い、自らの欲望と向き合う。ぼくらの出発地点であり、永遠に戻れない完全無欠のテリトリー。ぼくらはここから始まり、またここに帰ることを夢想し自然に焦がれる。「Think Global, Act Local」の広告ヴィジュアル作成の際に考えたことです。 いくらグローバルに考えても、ぼくらはそれぞれの思考から出ることはできない。その限界を知っているからこそ、「Think Global, Act Local」思考の翼は小さな行動から生まれるのだと思います。少しでも羽ばたきたいと思うのなら「Think Global, Act Local」。
 

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Neil Hartmann
ニール・ハートマン

Profile

1972年サンディエゴ生まれ。91年、北海道へ移住。99年に1Films Productionを設立。スノーボード映像を中心に、多数の映像作品、写真、コラムを手がけてきた。特に『Car Danchi』シリーズの人気は高く、今年秋第3弾目を発表。その他、ラジオDJ、イベントMCなど、マルチ・クリエイターとしても活動中。
www.neilhartmann.com

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僕にとってこの言葉は、自分の家族など、すごく小さなレベルでの改善を意味します。自分の家族の平和と健康を願い、そうなるように努めることが、世界や社会のグローバル規模での前進に繋がるはず。この地球上で僕ら人間は家族として共生していて、地球に小さな影響を与えている。だからこそ、正しい食事を取り、ゴミを減らし、車の運転を減らし、電気代やガス代に気を使ったり、小さな心がけが大切なんだと思う。子供たちのため、周りの人たちのため、そして、社会全体のために、僕らがいい手本となることを願っています。
 

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Rei (hatos, normalization)
レイ

Profile

クリエイティヴ集団hatosの一員として様々なイベントにライヴ・ペインターとして参加。06年春、葛飾北斎にインスパイアされ「現代の日本を切り取ること」を目的にフォトグラファー福田創一郎と共にロード・トリップへ。08年、その旅の作品をまとめたアートブック『Survival Drive』をリリース。来年にはポートランドを皮切りに展示トリップを予定。
www.hatos.org
www.cleaneddaily.com

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なんかいい響きですね。僕は「当たり前のことをしましょう」と解釈しました。地球に生まれたからには、みんな運命共同体。ダメダメな人やイケイケな人、いろんな人たちがいて、全体になる。それぞれ与えられた条件をひとりひとりがこなしていくことで、世界は回っている。だから、誰かのせいにせず、自分自身と向き合って、善も悪も関係なく、人間らしく生きていくしかない。始まりがあるから、終わりがある。地球だって人間のために延命治療されるのは嫌だろうし。個人的には、何事においても「これをこうしたら素敵だな」というシンプルな気持ちが大事だと思っています。それでまた自分と向き合い、考えて、反省したり、調子に乗ったり、それを繰り返しながら少しずつマシな人間になっていきたい。どこまで行っても結局は地球の上のことだし、いい感じにしていきたいとみんなで思えば、そうなるんじゃないでしょうか。
 

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Eiichi Izumi
泉栄一

Profile

ファッション・ディレクター/DJ。インターナショナルな環境で培われたファッション・カルチャーの表現の場として2003年にfont co.,ltdを設立。04年よりブランド「MINOTAUR」を05年には「M a shop」を始動。近年はプロダクト・ブランド「MUG」、フリーペーパー「M a gazine」、コミュニティ・サイト「maround」を展開中。
www.maround.com

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身近なことから壮大なことまで、全てが1つなんだと感じることができます。人と人、人と自然、地球と宇宙といった繋がりをシンプルに受け止められる言葉ですよね。常日頃から、人間の立場は自然の一部であって、よりよく共存をしていこうと考えていますが、その言葉から再認識でき、再確認することができます。 僕がやっている「M a」も、世界中のクリエーターとファッション、アート、音楽を通じて、日常を豊かにする事柄を共有し、創造的な時間と空間を作るツールになればと思っているのですが、点と点を繋いで1つに結びつける活動に共感しています。実際、僕も参加した昨年の同名パーティのような企画のおかげで、クリエイティヴな時間を共有でき、次なるヒントを得ることができました。あとは、それらをどう円滑に循環し、世の中に反映できるかですよね。

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